2016年12月3日(土) 台湾・桃園空港を早朝(5:30)に到着し、その日の22:45に出発するという現地滞在時間が17時間の弾丸日帰り旅行をしてきました。
今回は十分で天燈上げをしたお話しです。
[前回の記事]
さあ!タクシーで十分へ出発
この旅一番の心配事だったタクシーのチャーターも妻のファインプレーにより無事手配できました。
中国語しか話せないちょっと年配のドライバーさんですので、少し不安もありますが安全に目的地まで運んでくれれば、多少言葉が通じなくてもなんとかなるでしょう。
4人でタクシーに乗り込み、さあ出発です。
十分に向かっている途中、ドライバーがここ写真撮ったら?といった仕草をしたので、おもわず撮影したお寺です。
龍巖宮というそうですが、きれいな建物でした。
まさかの迷子!
途中、ドライバーの様子がおかしくなってきました。
急にスピードを緩めたり、周りをキョロキョロしたり...
もしかして、十分の場所知らないんじゃ...一抹の不安が頭をよぎります
そんな状態でしばらく走っているとき、私は「十分瀑布」の方向を示す標識に気づきました。
ここ曲がるんだなぁ〜、そう思っていたのですが、ドライバーは気にせず(気づかず)まっすぐ走り続けます。
あれ?道間違えてるのかも?と思った私は、後席にいる妻に(私は助手席に座っていたので)「今、十分っていう標識あったよな?」と指をさして、わざと言ってみました。
ドライバーが間違いに気づくのを期待して...
そんな私の気持ちに気づいてくれたのか、ドライバーは車を止めて車から出ていき、道ゆく人に話しかけにいきました。
戻ってきたドライバーは「大丈夫、大丈夫」といった仕草をしていますが、どうにも心配です。
案の定、道を間違えていたらしく、Uターンをはじめました。
ちょっと焦っているのか、側道から出てきたバイクにぶつけそうになりながら...
すごく不安です
おそらく十分の場所を知らないであろうドライバーにこれ以上任せると、この後の予定にも影響がでそうなので、Googleマップで十分の場所を探してナビをすることにしました。
今回お願いしたドライバーはおそらく台北市内を中心に営業していて、観光客を乗せて遠くまで案内した経験がないんだと思います。
助手席から曲がる方向を指差しながら、なんとか十分駅の近くまでたどり着きました。
ただ、ここからがまた大変で...
地図の通りにタクシーを走らせると、どんどん細い道に迷い込んでいきます。
とうとう、車幅ギリギリのところへ迷い込んでしまい進めなくなってしまいました。
なんとかタクシーはバックして抜け出し、あっちこっち迷いながらもなんとか十分駅に到着しました。
予定時刻より余裕で30分はオーバーしています。
本当ならここで、ゆっくりと天燈上げや店先のギリギリを通過する列車をみたりしたかったのですが、天燈上げだけすることにしました。
ドライバーにこの場所で待っていてくれるようにお願いして、さっそく十分駅の方にむかって歩きます。
天燈上げ
天燈に願い事を書いて空に飛ばします。
天燈の色は1色と4色があり、色それぞれに意味があるそうです。
赤は健康や安全祈願、黄色は金運など。
どの色がどのような意味をもつのかは、パンフレットで説明してくれました。
値段は1色が100元、4色が200元でしたので、私たちは4色を選びました。(もちろん天燈のお値段で1人200元とかではありません)
墨で願い事を書いていきます。
一面書くと、店の人が次の面をセットしてくれますので、それぞれの面にたくさんの願い事を書きました。
願い事はいくつ書いてもいいそうです。
お店のお姉さんが写真のような感じで、それぞれの面を向けた写真を撮ってくれます。
「まわる〜、まわる〜」という掛け声で、次の面を向けてパシャ!
「まわる〜、まわる〜」でパシャといった感じ。
すべての面の写真を撮り終えたら、天燈に火をつけてもらって、お姉さんの「いっち・にー・さん、はなすぅ〜、はなすぅ〜」の合図で手を離すと、天燈は空高く上がっていきました。
少し雨が降っていましたが、無事に天燈上げも体験できました。
もう少しゆっくりしていたい気もしますが、ここから九份まではタクシーで40分ぐらいかかるようなので、後ろ髪を引かれる思いで十分を後にしました。
次回は九份です