台湾 桃園国際空港に到着してすぐに契約できる旅行者向けプリペイドSIMは以下の6社があります。
- T Star(台湾之星)
- 中華テレコミュニケーション株式会社(中華電信)
- 台灣大哥大株式会社
- 亞太電信
- 遠傳電信
- 特樂通
中華電信は7:00〜24:00の間カウンターが空いているようですが、その他の事業者は8:00〜24:00の営業となっています。
その間に台湾に到着するのであれば、すぐにSIMを契約できますが、バニラエア 関西空港〜桃園空港の場合、早朝5:20に桃園空港に到着します。
そうすると、入国手続きで多少時間がかかったとしても6:00ぐらいには入国できてしまうでしょう。
中華電信のオープンまで1時間、契約の時間を考えると 1時間30分ぐらいのロスが発生しそうです。
そこであらかじめ日本で購入し、そのまま台湾で使えるプリペイドSIMがないのか探してみました。
結論からいうと、日本で購入〜開通まででき、台湾で購入するのと価格的に変わらないプリペイドSIMがありました。
しかも、台湾だけではなくシンガポール・インド・ラオス・香港・マカオ・フィリピン・マレーシア・韓国・日本で利用できます。
日本で利用できるということは、台湾に到着してからSIMを入れ替えるようなことをしなくても、日本を出発する前からSIMを入れ替えておけるということです。
それでは、詳しく説明します。
アジア周遊プリペイドSIM
今回購入したのは、アマゾンで販売されているAIS Sim2Flyという製品です。
- 出版社/メーカー: AIS
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
このSIMカード、アジア周遊プリペイドSIMカードであるため、先に書いたようにシンガポール・インド・ラオス・香港・マカオ・フィリピン・マレーシア・韓国・日本でローミングサービスを利用できます。
無料通話分はありません。(チャージすれば使えるようです)
通信容量と通信速度
アクティベート後、8日間(192時間) 4G・3Gデータ通信が3GBまで高速通信可能です。
3GBを超えると128kbpsに速度制限がかかりますがデータ通信自体は可能です。
周波数帯域は4G 2,100MHz、3G 900MHz・2,100MHz
料金
アマゾンでの2016/12/1の価格は1,300円です。
中華電信のプリペイドSIMは無料通話が付いて容量無制限でNT$300〜500ぐらいです。
12/1の台湾ドル円相場はNT$1 = 3.58円ぐらいですので、1074円〜1790円で購入できる計算です。
3日以上利用するのであれば、AISのプリペイドSIMの方が安くできますね。(通信容量に上限がありますが)
実際に購入してみました
11月27(日)に注文して、月曜日に発送連絡があり水曜日に受け取り完了しました。
時間のない方のために、お急ぎ便も用意されています
【お急ぎ便】 シンガポール・マレーシア・インド・ラオス・台湾・香港・韓国プリペイドSIM 8日間 4G・3Gデータ通信無制限
- 出版社/メーカー: AIS
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
アマゾンではパッケージが表示されていましたが、実際に届くのはこのように普通の封筒に設定資料のコピーとnano SIMカード、SIMチェンジャーが入っています。
設定方法
android用の説明になりますが、iPhoneについても設定内容は同じです。
開通設定が完了した時点から利用開始されます。
8日間の期限があるので、旅行日程を考慮して開通作業をしてください。
それでは、SIMフリー端末にSIMカードを指して電源をいれます。
最初はこのように電波をつかんでいない状態です。
設定から「その他ネットワーク」をタップします
モバイルネットワークをタップします
データローミングをONにします
警告がでますが、そのままOKをタップします
データローミングがONになりました
引き続いて、APNをタップします
右上の + をタップします
名前:AIS
APN:Internet
を入力します
ユーザー名・パスワードは空欄のままです
画面を下にスクロールして認証タイプを設定します
認証タイプ:CHAP
戻るキーをタップすると、APNが登録されているのでAISを選びます
すぐに電波をつかみました
日本でのローミングサービスはSoftbankです
しばらくすると、設定完了のSMSが届きます
有効期限などが書かれていますね
タイの時間で12/19 11:08まで利用できるようです。
以上で設定は完了です。
さいごに
音声通話はできませんがデータ通信では3GBという充分な高速通信の容量があり、価格も台湾プリペイドSIMとかわらないので、候補の一つとしていかがでしょうか?
私の場合は、早朝に到着するため空港でプリペイドSIMの購入ができないだろうということで調べて偶然みつけましたが、ローミングで日本をはじめ数カ国で利用できるのもなかなか使い勝手がよさそうです。
ストップオーバーを利用して複数国に滞在する場合などにも使ってみたいとおもいます。