アメックスのキャンペーンでたまったポイントで交換したマイルを使って無料で行った香港弾丸ツアー(2016.10.9〜2016.10.10)の旅行記 第3回目です
前回の記事はこちらから
香港へ向けて出発
使用機材はB777-200、エコノミークラスに搭乗です。
ほぼ満員状態で空いている席はほとんどありません。
2列前の非常口横の座席は空いていましたが、他の人がCAさんに移動を願い出ていましたが断られていました。
キャセイパシフィック航空 香港行きCX567便は定刻通りに出発。
機内にて
窓の外をみると本格的に雨が降っていました。
日本人クルーは1人乗務しているようですが、ほとんどのアナウンスやドリンクサービス・機内食のサービスなどはすべて英語での案内でした。
機内サービス
出発後しばらくして機内サービスが始まったので、オレンジジュースをいただくことにしました。
その後の機内食はベーコン&スクランブルエッグかお粥です。
CAさんが機内食の説明を言ってくれてるようなのですが、何を言っているのか全然ききとれなくて困っていたところ、実際の料理を見せてくれました。
そこでやっとお粥のことを言ってたんだと理解しました。
お粥も美味しそうだったのですが、ベーコン&スクランブルエッグを選びました。
香港までは3時間半ほどあるので、映画一本は余裕で見ることができそうです。
それなにり新しい映画が揃っており、妻はファインディングドリーを楽しんでいました。
私の方は「僕だけがいない街」を見たのですが、残念なことに中国語と英語字幕がはいっており消すことができません。
ついつい字幕に目がいってしまい映画に集中できません。
それでも、それなりに映画は楽しみましたけどね。
映画を観終わって、そろそろ香港に到着しそうだというのに、入国カードの記入をしていないことに気づきました。
CAさんも書類を配っている様子がなさそうなので、心配になって入国カードをもらえないかと訊いたところ、どうも機内では配っていないのでイミグレーションに置いているからそこで記入しろと言っているようでした。
さっさと入国したいので、事前に記入しておきたかったんですけどね。
現地SIMの準備
そうこうしているうちに、飛行機は香港国際空港へむけて着陸態勢にはいりますとのアナウンスが流れました。
到着後すぐにスマホを使えるように機内でSIMカードを交換しておくことにしましょう。
これで機内モードを解除してアクティベーションを行えばすぐに使用可能になるはずです。
日本でアクティベーションの方法も確認済みです(193193とダイヤルするだけでいいらしく、説明書をみても193193にダイヤルしてアクティベーションを行うと記載されていました)
そして、飛行機は無事に香港国際空港へ着陸しました。
香港国際空港に到着
アナウンスで電子機器の使用が可能になったことを確認して、機内モードを解除するとすぐにSMSが届きました。
中国語なので何を書いているのかはさっぱりわかりませんが、手数料の2HKDが引かれて残り78HKDになっていることから、特にアクティベーションもしていませんが使えるようになっているのだろうとこの時は勝手に判断していました。
余談ですが、このSIMはそのままの状態でLTEで28HKDを上限にパケットは1GBまで利用できます。
1GBを超えると速度制限はかかりますが低速での通信は可能とのこと。
他にも48HKDで3日間1.5GBまでLTEが使えるような設定も可能です。
今回は香港滞在時間も13時間ほどですし、おそらく1GBも通信できれば十分だと思いますので、何も設定せずに標準プランでいくことに。
妻は香港でもポケモンGoをすると言ってますが、まあ1GBもあれば十分でしょう。
なぜかSIMが使えない
飛行機を降りるのを待っている中、妻にテザリングをしてほしいとお願いされましたので、さっそくテザリングの設定をしてみましたが、なぜか通信ができません。
Wi-Fiは問題なく繋がっており、LTEの電波状況もMaxの状態です。
ためしにネット接続をしてみたところ、ネットが利用できません。
やっぱりアクティベーションが必要なのかぁと思いながら飛行機を降りてからじっくり設定することを伝えて、まずは飛行機をおりることにしました。
無事に入国手続きもおわり、香港に到着しました。
その間にもSIMをアクティベーションするために193193をダイヤルしてみますが、どこかに繋がって電話の向こうから自動音声のようなものが聞こえてはきますが、何を言っているのかさっぱりわかりません。
相変わらずネット接続もできません。
だんだんと焦ってきました、空港内にはフリーWi-Fiが飛んでいるため一旦Wi-Fiに繋いでアクティベーション方法を探してみました。
やはり193193とダイヤルするだけで良さそうです。
その後、何度か193193にダイヤルしてみましたが、結局ネットへは接続できませんでした。
こうなったら仕方ありません、いつまでもここで時間を使うのも勿体無いので、SIMは新たに調達することにして、次の行動に移ることにしました。
現地通貨は海外キャッシングで
まずは、オクトパスカードを購入するために現地通貨を手に入れないといけません。
オクトパスカードはクレジットカードで購入することができないため、オクトパスカードを購入するための300HKD(妻と2人分)と今回の旅行で使う分の現金が必要です。
この旅行の前に、どの方法で現地通貨に両替するのが一番手数料が安いかを調べたところ、外貨両替よりもクレジットカードで海外キャッシングをして日本に帰ってすぐに繰り上げ返済をするのが、一番手数料が安くすむということがわかりました。
このあたりの情報については、のちほど詳しく記事にしたいと思います。
今回はイオンカードを使ってキャッシングです。
イオンカードでは年利18%の利子以外にキャッシング手数料として1万円以下は108円、1万円以上は216円がかかります。
この日のレートは1HKD=13.4円ほど、700HKDを下ろしても1万円以内になります。
現金がたりなくなれば、またキャッシングすればいいことなので、ATMで700HKDをキャッシングすることにしました。
現地プレイペイドSIMが使えました
無事に700HKDを下ろすことができたので、あらためてSIMカードの調達に行こうと周りをキョロキョロしていると、ちょうど日本で購入したSIMと同じ、中国移動通信のブースが目に入ってきたのです。
ブースの前では女性の店員さんが、旅行客のスマホを預かってせっせとどこかへダイヤルしています。
どうも奥のカウンターでSIMカードを購入して、ブース前のスペースで店員さんがSIMの入れ替えとアクティベーション手続きをしているようでした。
もしかしたら、アクティベーションの方法がわかるかもしれないと、遠目に店員さんの手元を凝視していましたが、あまりの手際よさに何をしているか全然わかりません。
仕方ないので、駄目もとでアクティベーション作業をしてもらおうと店員に話しかけてみることに。
ダメだったら新しくSIMカードを買えばいいかと。
店員さんにスマホを渡して、「アクティベーション プリーズ」と拙い英語で伝え、何を言われても言葉はわかりませんの態度を貫くことに決めました。
実際のところ、私の英語力では何を言われても理解できませんが...
何か色々言ってましたよ、おそらく奥でSIMカードを購入してから持ってこいというようなことを言っていたのだとおもいます。
そのうち「ダメだこりゃ」といったジェスチャーをして3Days?と訊いてきました。
すかさず「Today Only」と返したところ、私のスマホで何やら操作してくれました。
しばらく眺めていると、ちょっとムッとした表情でぶっきらぼうにスマホを返してくれました。
その場でインターネット接続を確認して利用可能になっていることを確認しました。
丁寧にお礼をいって、逃げるようにその場を離れました。
ラッキー!!
どのようにアクティベーションを行なったのだろうと、通話履歴をみたところ
+852193193
という履歴が残っていました。
海外SIMを入れていても、国際ローミングと同じように国番号をいれなければいけなかったんですね。
海外で携帯電話を使うのが今回が初めてだったので、全然知りませんでした。
これで一つ勉強になりました。
何はともあれ、当初の目的通り現地プリペイドSIMの利用と海外キャッシングのミッションはクリアすることができました。
次回へ続きます